レジリエンスとは?意味やトレーニング方法鍛え方について

 

どうもこんにちは~管理人のスピーです。

 

近年メンタルヘルスやビジネス
あとスピリチュアルな方面でも
重要な概念になっている

 

「レジリエンス」

 

という単語はご存知でしょうか。

 

・精神的回復力

・復元力

・弾性力

・逆境力

 

といった具合に

 

何かトラブルが起こったり
困難な壁が立ちはだかっても

それを乗り越えていける力を
指すといいます。

 

昨今の日本社会は
ストレス社会マックスな状態で

どこか余裕がない状況が続いており
心を病んでしまう人も年間で
300万人は超えているといいます。

 

そうした社会の中で逆境を
乗り越えていく力でもある

「レジリエンス」
重要視されてきているわけです。


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レジリエンスが高ければ
前向きに物事を考えて

自分にとって良い状況を
どんどん引き寄せていく事も
可能なので

高いにこしたことはないでしょう。

 

今回はそのあたり「レジリエンス」の
具体的な意味やトレーニング方法

鍛え方の部分について
見ていきたいと思います。

 

早速いってみましょー。

 

レジリエンスとは?意味やトレーニング方法鍛え方について

レジリエンスについてもうちょっと詳しく

「レジリエンス(Resilience)」とは
そもそもにおいて

物理学の用語で「跳ね返す力」
という意味を持ち

 

あとは冒頭で書いたように

 

・精神的回復力

・復元力

・耐久力

 

などの心理学用語なども指します。

 

近年ですと精神科や
心理学などの領域では

 

「ストレスを受けて、
それを跳ね返す精神的な力」

 

といった意味合いで
用いられているといいます。

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例えば仕事上で何か
トラブルが起こった場合

その問題の状況を冷静に見つめて
柔軟に対処していき

 

その失敗からちゃんと
学びとって成長していく。。

こういった人はレジリエンスが高い状態で
強いしなやかな心を持っているといえます。

 

もしくは精神的ストレスを受けて
精神疾患にかかりにくい人は

精神的な防御能力、抵抗力に
優れているため、この場合も
レジリエンスが高いといえますし

 

たとえ精神疾患に
かかってしまった場合でも

精神的回復力が高い人は
治療を受けて早く復帰する事が
できるといった点から

この場合もレジリエンスが
高いという事になります。

 

レジリエンスの必要性とは

レジリエンスが
注目されるようになった時期は

日本ですと東日本大震災の直後。

欧米ですとリーマンショック直後
だったといいます。

2つに共通していえる事は

 

「突然の予測不可能な出来事」

 

という事になりますよね。

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こういったいきなり起こったトラブルや
予測不可能な事態に固まる事なく

ちゃんと受け入れて柔軟に
対処して力強く乗り超えていく力が
必要という認識が高まったといえます。

 

日本において、このレジリエンスは
産業や仕事の分野においても
重要視されているといえます。

 

インターネットの普及により
日本社会の産業構造は
どんどん変化していっていますし

少子高齢化にともない
雇用の形態なども大きく
変化していっています。

 

あと国境を超えて国際的に
活躍していきたいと考える場合も

英語力やビジネススキルのみならず

他国の文化に柔軟に対応していく
レジリエンスの高さを要求されますし

 

あとはさっき書いたように
精神疾患の問題や気持ちを
前向きにしていくうえでも

レジリエンスの高さは
結構重要になってくるわけです。

 

逆境を打ち破っていく力って
なんだかスポーツ漫画や

ファンタジー漫画の主人公に
出てきそうな1コマですね。

 

レジリエンスが高い人の特徴として

楽観性があり否定的な考えをもたない

一般的に「楽観的、楽観性」という言葉は
どっちかというと悪い意味で
捉えがちですけど

 

ずっと否定的な考えや言葉を
口にしたり頭の中で反芻させている
状態よりはよほど健全ですし

レジリエンスの概念においては
とても有効に働きます。

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・やればできるさ

・なんとかなるさ

・うだうだ考えていても仕方ない

・やるだけやってみよう

 

何の根拠もなくても前向きな
感情を持って物事に当たっていけば

困難な事にも前向きに
対処していけるというものです。

 

小さい事にあまりイラつかない

何かトラブルが起きたり
小さい事にイラついたりすると

それだけ、感情に起伏が生じて
心や精神力が摩耗していきます。

 

ポジティブな感情の起伏なら
大歓迎ですけど

怒りや嫉妬にイラつきなど
良くない感情は

自分自身に自己嫌悪を
覚えてしまう要因にもなります。

 

なので小さい事にイライラせず
自分のやるべき事をコツコツこなして

負の感情の起伏を起こさない人ほど
レジリエンスは高いといえます。

 

自分の事を好きと言える人

自分の事を好きと言える・・

つまり自分を尊重できる
自尊感情を持っている人は
自分の事をちゃんと大切にできる人です。

 

自分の事を大切にするといっても
この場合は甘やかすという意味ではなく

自分の事を信じている。

もしくは自信を持っており
しっかり前進んでいけるという
意味を指します。

 

自分の事を信じていないと
心のどこかに

 

「自分にはできない」

「自分には無理だ・・」

 

こうした否定的な感情が
出てきやすいですけど

レジリエンスが高いと
こうした事も少なくなります。


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レジリエンスの鍛え方、トレーニング方法

レジリエンスの鍛え方
トレーニング方法については
何も特別な事をする必要はありません。

日常生活の中にちょっとした
習慣を取り入れていくだけでも
十分効果は出てきます。

 

3時間おきに食事する

脳のエネルギー源が
「ブドウ糖」であることは
有名な話ですけど

このブドウ糖の数値が一定だと
感情の緩やかな波形になります。

 

そしてこの波形を緩やかな状態に
保っておくためには

3時間おきに何か口に入れておく事が
大切だといいます。

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なので昼食と夕食の間に
おやつの時間を設けておくといいです。

 

ただ、砂糖たっぷりすぎるお菓子や
コーラにジュースなどの清涼飲料水は
一気に血糖値があがってしまうので

感情的にはイライラ感を
高めてしまう原因となります。

 

なのでシュガーレスのガムとかナッツ類
こんにゃくゼリーなどといった

糖分控えめな食べ物などで
ブドウ糖数値を維持しておきましょう。

 

定期的に目標設定して運動する

目標を設定して何かやり遂げた場合
脳内にドーパミンやセロトニンといった
幸福ホルモンが分泌されていき

 

「自分はちゃんとやり遂げた!」

 

といった感情を高めていけます。

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目標を設定してやり遂げていけば
その目標はなんでも構いませんけど

中でもウォーキングやジョギングなどの
有酸素運動は効果的です。

 

ネガティブな気持ちも
体を動かしていけば

そうした暗い感情を考えている
余裕はなくなっていきますし

 

自分が設定した時間ジョギングしたり
決めた歩数分以上歩くことができれば

それだけ自分の自信アップに
つながります。

 

毎日そんな運動できないといった場合は

 

・帰宅する時は一駅分歩いていく

・エスカレーターは使わず階段で移動する

・電車内はかかとを上げて立っておく

 

こういった簡単な事でもOKです。

 

そして達成できたら自分で自分を
しっかり褒めてあげましょう。

 

過去を振り返ってグラフにしてみる

人間は生きていれば良い事もあれば
悪いことも起きるものですよね。

 

そうした過去の経験を振り返って
今の自分は過去の自分と比べて
どれだけ成長したのか?

それを確認していくだけでも
レジリエンス度は高まっていくといえます。

 

ひとまず過去の自分の人生の
浮き沈みの度合いをグラフに
していきましょう。

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横軸は年齢、縦軸は幸福度の点数として

それぞれの年齢で何が起こって
自分としては何点だったか。

とりあえず何となくでもいいので
つけていってください。

 

入学や就職
仕事で大きなプロジェクトを任されたり

働き過ぎて体を壊してしまったり
会社が倒産したとか・・・

良い事もあればトラブルや
ピンチなどもあったはずです。

 

そしてそれぞれのシーンを
具体的に書いていき

 

「何をしてそのピンチを
乗り越えていったか?」

 

このあたり書いていってください。

 

 

そうしたピンチや逆境のシーンで
あなたは何を考えてその状況を
乗り越えていったのか?

それが徐々に見えてくるはずです。

 

人によっては何回もそうした
逆境のシーンに立たされた人も
いるかと思いますが

そのたびにあなたは
乗り越えてきたのではないでしょうか。

 

つまり、あなたにはすでに逆境を
乗り越えていく力が備わっている
という事になるわけです。

自信を持って前に進んでいきましょう。

 

日ごろの感謝を書き出す

毎日感謝した事に対して
日記に書き記していくと

自分の中のレジリエンスが
高まっていきます。

 

この時感謝した事を
3つ書き出していきましょう。

 

書いていく内容はなんでも構いません。

 

「今日は電車で座れた」

「コンビニのレジ対応が良かった」

「家に帰るとごはんがもうできていた」

「いい天気で気持ちの良い朝を過ごせた」

「今日も家族一同元気だった」

 

なんでもない事に目を向けていけば
結構感謝する事ってあるものです。

 

気分が落ちこんでいる時に
こうした感謝の気持ちを見返すと

不思議と落ち込みの度合いが
軽減するといいます。

 

あとは他者に感謝の気持ちを
素直に伝えていくのも有効な
手段といえるでしょう。

 

今回まとめです

はい、今回はそんな感じで

レジリエンスの意味やトレーニング方法
鍛え方の部分について見ていきました。

 

柔軟な対応、逆境を乗り越えていく事を
可能とするレジリエンスは

高い状態を維持すれば
折れないしなやかな心を
育てていく事ができます。


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文中でも書きましたように
日本のビジネスの分野や
スピリチュアルな分野おいても

結構重要視されてきていますから
否定的な考えが癖になっている方は

これを機会に
改善していってみてください。

 

きっと今までも違う高いレジリエンスを
持った自分に出会えるはずです。

ではでは、レジリエンスについては
以上になります。

また次回にお会いしましょー。

 

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